2022.06.13 12:37
弁護側、殺人は無罪主張 富山、技能実習生殺害
富山市で2020年、同居していた技能実習生のベトナム人男性を殺害したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた同国籍のゴ・コン・ミン被告(22)の弁護側は13日、富山地裁(細野高広裁判長)の裁判員裁判初公判で、殺意はなく正当防衛だったとして殺人について無罪を主張した。被告は「間違いありません」と述べ起訴内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は、男性と2人暮らしだった被告は、自身の生活態度などを巡り口論を繰り返し関係が悪化していたと指摘。男性を包丁で複数回突き刺しており殺意があったと述べた。