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2022.06.12 16:08

家系台帳の流出巡り意見交換 長野でハンセン病問題集会

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 台帳流出問題を巡り意見交換した「ハンセン病市民学会」の交流集会=12日午前、長野市

 ハンセン病問題に取り組む「ハンセン病市民学会」の交流集会が12日、長野市で開かれた。明治時代に長野県の警察が患者と家系を調査したとみられる台帳がオークションサイトに出品された問題について意見交換し、参加者からは「重大な人権侵害だ」との意見が出た。


 NPO法人「人権センターながの」の高橋典男事務局長は「有力な情報は得られなかった」とする県の報告に「今後も資料調査を継続してほしい。長野での調査内容を国と共有した取り組みを行ってほしい」と述べた。


 参加者の女性は「人権に関わる情報の売買自体が犯罪だという意識で法制化に立ち上がるべきだ」と訴えた。

(c)KYODONEWS

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