2022.06.11 10:17
英、アップルとグーグル調査へ 競争・市場庁、携帯サービスで
【ロンドン共同】日本の公正取引委員会に相当する英国の競争・市場庁(CMA)は10日、スマートフォンなど携帯端末向けのサービスを巡り、米IT大手アップルとグーグルの実質的な寡占状態にあるとして、市場調査を計画していると表明した。両社に対し、慣行の変更を命令する可能性がある。
英国では2021年、携帯端末を使ったウェブサイトの閲覧のうち、約97%でアップルかグーグルのブラウザー(閲覧ソフト)が利用されていた。CMAは基本ソフト(OS)やアプリ市場でも、両社が支配的な立場にあるとみている。