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2022.06.08 17:29

藤ノ木古墳の国宝・副葬品に亀裂 修復中、研究員触れる

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 奈良県の藤ノ木古墳で出土した国宝「金銅履」にできた亀裂(文化庁提供)

 文化庁は8日、奈良県の藤ノ木古墳で出土した国宝のうち「金銅履」と呼ばれる靴形の副葬品について、修復作業中に亀裂が生じたと発表した。劣化が進んでいた金銅履に研究員の手が触れたことが原因で、復元は可能という。


 同庁によると、金銅履は長さ39センチ、高さ11センチで、金メッキされた銅板を組み合わせて靴形にしたもの。接触により側面にあった3センチほどの亀裂が8センチほどに拡大したほか、もう一方の側面に新たな12センチほどの亀裂ができた。また、かかと部分にあった飾り金具が2カ所脱落したという。


 亀裂部分は既に応急処置を施していて、本年度中にも復元が可能という。

(c)KYODONEWS

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