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2022.06.05 08:39

閉山50年の高知県大川村白滝鉱山で遺構ツアー 入浴施設や火薬庫跡巡り往時しのぶ

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白滝鉱山の関係者が使っていたという入浴施設。タイル張りの浴槽が、かろうじて姿をとどめている(写真はいずれも大川村朝谷)

白滝鉱山の関係者が使っていたという入浴施設。タイル張りの浴槽が、かろうじて姿をとどめている(写真はいずれも大川村朝谷)

 1972年に閉山するまで県内最大の鉱山だった土佐郡大川村朝谷の白滝鉱山周辺で4日、一帯を歩いて巡るツアーが催された。閉山から50年、村外の9人が遺構などをたどりながら往時に思いをはせた。

アーチ形の入り口が残る火薬庫跡。かつてはダイナマイトが保管されていた

アーチ形の入り口が残る火薬庫跡。かつてはダイナマイトが保管されていた

 江戸時代、土佐藩が採掘を始めた白滝鉱山は、主に銅を産出。昭和30年代には当時の村民の約半数に当たる2千人以上の従業員と家族らが白滝地区で暮らし、標高約800メートルの山里に飲食店や映画館、パチンコ店などが並び「白滝銀座」と呼ばれるほど栄えた。現在地区で暮らすのは13人。

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