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2022.06.03 16:15

水産物輸出、コロナ前を超える 白書、海外市場を開拓

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 政府が3日閣議決定した2021年度版の水産白書では、21年の水産物の輸出額が前年比32・5%増の3015億円となり、コロナ流行前の水準を回復したと報告した。30年までに輸出額を1兆2千億円にする目標の達成に向け、事業者支援などを通じて市場開拓を目指す考えを示した。


 21年の輸出額は、コロナで落ち込んだ外食需要が中国や米国で回復してきたことなどから堅調に推移。コロナ前の19年の2873億円を上回った。


 水産庁によると、品目別ではホタテガイやブリ、真珠が前年に比べて大きく伸びた。ホタテガイは米国の生産量減少による単価上昇も寄与し、約2倍の639億円となった。

(c)KYODONEWS

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