2022.06.03 16:03
かんぽの宿は「亀の井ホテル」に 7月1日から変更
日本郵政から宿泊施設「かんぽの宿」を取得したマイステイズ・ホテル・マネジメント(東京)は3日までに、施設名を7月1日から「亀の井ホテル」に変更すると発表した。有名温泉地の大分県別府市で同社が運営する老舗ホテルの名称にちなんだ。岩手県から熊本県までの計29施設が変更の対象となる。
同社は露天風呂付きの部屋を増設するなど、かんぽの宿を順次改装中だ。子どもが遊べる部屋やペットと泊まれる部屋なども充実させ、幅広い年齢層の顧客獲得を狙う。平均価格帯は1人1泊1万1千円~2万円を予定している。来年2月ごろまでに10施設で先行して改装を完了する見通し。