2022.06.02 21:29
核兵器の非人道会議に日本参加 政府代表団に被爆者2人
木戸季市氏(左)、朝長万左男氏(右)
オーストリアのウィーンで20日開催の「核兵器の非人道性に関する国際会議」に、日本政府が代表団を派遣することが2日、分かった。複数の関係筋が明らかにした。代表団には日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の木戸季市事務局長(82)と長崎県被爆者手帳友の会の朝長万左男会長(78)の被爆者2人が加わる。同会議に続き21~23日に行われる核兵器禁止条約第1回締約国会議には日本は不参加の見通し。
一方、外務省は締約国会議にオブザーバー参加を予定している学生団体のメンバーを政府の「ユース非核特使」に任命した。