2022.06.02 16:20
手話や指さしで社内売店運営 大阪の日生本店、相互理解促す
日本生命保険が社内に開業した売店で、指さし確認や手話で対応する職員(右)=5月、大阪市
日本生命保険は2日までに、大阪市の本店東館内に、聴覚などに障害のある職員が運営し、指さし確認や手話、筆談で利用客に対応する社内売店を開業した。多様な人材が働ける環境をつくり、職員同士の相互理解を促進することが狙い。
日本生命の特例子会社と大手コンビニのセブン―イレブン・ジャパンがフランチャイズ契約を締結。本店に勤務する職員用の店舗として既存の売店を改装した。
営業時間は午前8時から午後6時。日本生命の特例子会社の職員で、聴覚障害などがある5人がシフト制で勤務する。レジには袋が必要かどうかや、コーヒーの種類やサイズを指さしで示せるメニュー表を置くなどした。