2022.06.02 15:14
東証終値44円安、米利上げ警戒 コロナ禍の回復期待が支え
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比44円01銭安の2万7413円88銭。米国の高インフレへの対応で米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速するとの警戒感から、売り注文が優勢だった。一方、コロナ禍からの業績回復が期待される銘柄には買いが目立ち、相場の支えとなった。
東証株価指数(TOPIX)は12・25ポイント安の1926・39。出来高は約10億9500万株。
FRBによる利上げ加速への懸念から1日の米ダウ工業株30種平均は続落。2日の東京市場でもリスク回避の売りが出て、平均株価は200円超下落する場面があった。