2022.06.01 16:44
8割が検査免除、入国を迅速化 コロナ水際対策を緩和
成田空港に到着し、空港職員(手前右)に携帯電話の専用アプリ画面を見せる人=1日
新型コロナウイルスの水際対策緩和で、海外からの到着客の約8割が検査と自宅待機を免除される措置が1日に始まり、入国時の検疫が迅速化された。1日当たりの入国者上限も1万人から2万人に引き上げられ、10日からは外国人観光客の受け入れも始まる。政府は経済活動再生へ歩を進めるが、感染再拡大の抑止が課題だ。
検疫では国・地域を感染リスクが低い順に「青」「黄」「赤」に3分類。青が米国、英国、中国など98カ国・地域で、検査や自宅待機を免除。黄はインドやトルコなど99でワクチン3回目接種者のみ検査・待機が免除となる。赤は検査のほか検疫指定施設や自宅での待機を求める。