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2022.06.01 06:25

奄美で新種ミミズハゼ 鹿児島大、四国まで分布

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 鹿児島大の研究チームが発表した「シラヌイミミズハゼ」(同大総合研究博物館提供)

 鹿児島大の研究チームは1日までに、鹿児島県・奄美大島から四国までの広い地域で、ハゼの一種、ミミズハゼの新種を発見したと発表した。体の模様が蜃気楼現象の「不知火」を連想させることから、「シラヌイミミズハゼ」と命名した。


 同大の大学院生、是枝伶旺さん(23)らの論文を、5月17日付のニュージーランドの科学誌ズータクサが掲載。是枝さんによると、発見した個体は体長1・2~3・3センチで、体の側面にある点線模様や吸盤状の腹びれなどが特徴。海岸の河口近く、淡水が染み出す極めて特異な環境に生息するとして、保全も求めた。

(c)KYODONEWS

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