2022.05.27 17:20
気象庁、予想気温の誤差減少 台風進路は3キロ改善
気象庁は27日、予報精度の向上といった昨年までの成果を自己評価した「業務評価レポート」を公表した。天気予報では、翌日の予想気温が実際と3度以上ずれた日数は、過去3年(2019~21年)の平均で最高気温が計28日、最低気温が計13日にとどまり、いずれも前回の評価(18~20年の平均)から1日、減少した。
予想気温の改善傾向はこの10年続いており、気象庁は今後も精度の維持向上を目指す。
また、台風の進路予想では、中心位置の3日先の予報と実際との誤差は過去5年間(17~21年)の平均で204キロとなり、前回の評価(16~20年の平均)から3キロ改善した。