譲歩拒否か、交渉解決か　条件巡りウクライナで発言相次ぐ

2022.05.23 10:35

譲歩拒否か、交渉解決か　条件巡りウクライナで発言相次ぐ

高知新聞社

　２２日、ウクライナの首都キーウで会うゼレンスキー大統領（手前右）とポーランドのドゥダ大統領（同左）（ウクライナ大統領府提供、ロイター＝共同）

　【キーウ、ベルリン共同】ロシアのウクライナ侵攻から２４日で３カ月となるのを前に、戦いを終わらせるための勝利の条件を巡り、ウクライナ政権幹部から発言が相次いだ。一切の譲歩を拒む声がある一方、ゼレンスキー大統領はロシアとの交渉を通じた解決に含みを持たせた。ポーランドのドゥダ大統領は２２日、首都キーウ（キエフ）のウクライナ最高会議（議会）の議場で、侵攻後初めて外国首脳として演説し、ロシアの完全撤退を要求した。

　ウクライナのイエルマーク大統領府長官は２２日「戦争は領土と主権を完全に回復させて終わらせなければならない」とツイッターに投稿した。

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