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2022.05.18 15:02

ICANNはDNSの不正利用が世界的に減少傾向にあると報告

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AsiaNet 96041 (1133)

【ロサンゼルス2022年5月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*Domain Name System(DNS)のコーディネーターが4年分のデータに基づくリポートを発表

Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、このほど発表したリポート(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3536647-1&h=1507833050&u=https%3A%2F%2Fwww.icann.org%2Fen%2Fsystem%2Ffiles%2Ffiles%2Flast-four-years-retrospect-brief-review-dns-abuse-trends-22mar22-en.pdf&a=report )で、2017年10月から2022年1月までの過去4年間で、世界でのDNS不正利用の総計が「絶対数および正常化率」で低下したと指摘した。世界的に見ると、2022年1月には、ユーザーに潜在的な脅威をもたらすドメインネームは1パーセント未満だったと報告された。

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1810953/ICANN_Logo.jpg

ICANNの最高技術責任者室は、特定分野の専門知識を提供し、Domain Name Security Threat Information Collection and Reporting(DNSTICR(ドメインネームセキュリティー脅威情報収集および報告))(https://www.icann.org/en/blogs/details/an-18-month-summary-of-icanns-dnsticr-project-2-9-2021-en )およびDomain Abuse Activity Reporting System(DAAR(ドメイン不正利用活動報告システム))(https://www.icann.org/octo-ssr/daar )などの特別プロジェクトを開発し、潜在的にセキュリティー脅威となりうるドメインを監視し報告している。DAARは、ビジュアルと集計された統計を通じてセキュリティーの脅威となるドメインネームの集中を示す月次リポートを作成している。

ICANNの社長兼最高経営責任者(CEO)であるGoran Marby氏は、今回のリポート発表について、「インターネットの中立的な技術事業者としての当社の責任の一部は、事実とデータを積極的に共有することにあり、それによって政策立案者は情報に基づいた政策決定を行うことができる。こうした取り組みは、インターネットの安全性、安定性、回復力を確保するという当社のコミットメントに沿ったものだ。これは、この種のリポートの中では、4年間のデータを測定する唯一のものだ。ほとんどのリポートは、数カ月間のDNS不正利用の割合を追跡している。ただし、このリポートで述べられている減少傾向にもかかわらず、まだやるべきことはたくさんある。インターネットユーザーに対する脅威は現実のものであり、急速に変化している」と述べた。

ICANNは、DNS不正使用を、ボットネット、マルウエア、ファーミング、フィッシング、スパム(他のDNSセキュリティー脅威の拡散に使用されるため)の5つの有害活動に大きく分類して定義している。ICANNの内規と使命は、ICANNがウェブサイトのコンテンツを規制することを許可していない。

このリポートは、DNSセキュリティーの脅威を評価、監視、緩和するためのICANNの広範な取り組みの最新の結果だ。例えば、ICANNの契約コンプライアンスチームは、ICANNのポリシーと契約に定められた契約上の義務を執行し、レジストラーのDNS不正使用義務の順守に関連して、違反、停止、解約、非更新の通知(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3536647-1&h=4072406706&u=https%3A%2F%2Fwww.icann.org%2Fcompliance%2Fnotices&a=notices )を公表している。また、ドメインネーム登録サービスを提供する事業者であるレジストラーと、そのトップレベルドメインで登録を管理する事業者であるレジストリーが、DNS不正使用に関する契約上の義務をどのように履行しているかを定期的に監査(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3536647-1&h=2812953325&u=https%3A%2F%2Fwww.icann.org%2Fresources%2Fpages%2Faudits-2012-02-25-en&a=audit )している。

DNS不正利用の詳細と、その理解を促進して軽減するためにICANNが行っていることについては、https://www.icann.org/ でプログラムのウェブページ(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3536647-1&h=1412321332&u=https%3A%2F%2Fwww.icann.org%2Fdns-security-threat&a=program+webpage )を参照。

▽ICANNについて
ICANNの使命は、安定したセキュアかつ統合された世界規模のインターネットの実現を支援することである。インターネットで他の人に到達するためには、名前や数字のアドレスをコンピューターないしはその他のデバイスに打ち込む必要がある。コンピューターがどこで互いを見つけるかを知るには、そのアドレスが一意的でなければならない。ICANNは、世界中でこの一意の識別子を調整し、サポートすることを支援している。ICANNは1998年に非営利の公益組織として創設された、世界中からの参加者によるコミュニティーである。

ソース:ICANN

▽メディア問い合わせ先
Alexandra Dans
Communications Director
The Americas
Montevideo,
Uruguay
+598 95 831 442
alexandra.dans@icann.org または
press@icann.org

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