2022.05.17 18:57
上海浦東空港、4月旅客99%減 コロナ対策の都市封鎖が影響
上海浦東国際空港=2021年8月、中国上海市(CNS=共同)
【上海共同】中国上海市にある上海浦東国際空港の4月の旅客数が、前年同月比98・9%減の延べ4万2600人だったことが分かった。運営会社の上海国際機場が17日発表した。上海市が3月下旬から続ける新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で、住民の外出が制限されたことが影響した。
4月の発着数は90・7%減の3520回にとどまった。
上海の航空大手関係者によると、中国当局は外国の航空会社による上海への到着便も4月上旬から搭乗率を40%に制限した。中国の航空会社も上海を到着地とする一部国際便の到着地を、3月下旬から他都市に変更している。