2022.05.17 15:17
未知の欠陥、サイバー攻撃倍増 中ロのハッカー集団が関与か
未知の欠陥に対するサイバー攻撃「ゼロデイ攻撃」の推移
企業や団体が使う情報システムの未知の欠陥を見つけ、ソフトウエアメーカーが対策を取る前にサイバー攻撃を仕掛ける手口が増えている。米セキュリティー企業の調査によると、2021年の全世界での攻撃は前年と比べて倍増し、過去最多の80件となった。
高度な技術を駆使しており、中国やロシア、北朝鮮など国家の支援を受けたハッカー集団が関与しているようだ。企業や団体が防御するのは難しく、機密情報の漏えいなどの被害が増える可能性がある。日本では宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱電機が攻撃を受けたとみられる。