2022.05.17 12:41
非常時の体制整備を要望 各団体、コロナ検証会議で
政府は17日、一連の新型コロナウイルス感染症対応を検証する有識者会議(座長・永井良三自治医科大学長)の第2回会合を開催した。次の感染症危機に備える上で必要な論点を巡り、経団連や全国知事会などと意見交換。各団体は医療提供体制の強化などを課題に挙げ、非常時の政府と自治体の体制整備や水際対策の緩和などを要望した。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の実施時に、政府や自治体は飲食店の時短営業や酒類提供停止、都道府県をまたぐ移動の自粛などを要請した。
平井伸治知事会長(鳥取県知事)は「飲食店の感染は限定的。まん延防止の在り方は見直すべきだ」と話した。