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2022.05.16 18:16

190キロ以上流された可能性も 沈没船不明者、水難学会が試算

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 行方不明者が流された可能性がある海域

 北海道・知床沖の観光船沈没事故で、水難学会は16日、海上の風や潮のデータを基に試算した結果、行方不明者は知床半島から190キロ以上流されている可能性があると発表した。同学会理事で、海岸工学などが専門の犬飼直之長岡技術科学大准教授が算出した。事故では14人が死亡、12人が行方不明となっている。


 犬飼准教授によると、11~14日午前に北方向もしくは北西方向への風が続いた影響で、不明者は14日までに半島から北へ190キロ以上流された可能性があるとした。今後はさらに北北東に流されると予測する。

(c)KYODONEWS

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