2022.05.13 13:57
きらやか銀が公的資金検討 取締役会決定、会長退任へ
じもとホールディングス(HD、仙台市)と傘下のきらやか銀行(山形市)は13日、公的資金注入を金融庁に申請する検討を始めると発表した。両社の取締役会で決定した。きらやか銀の粟野学会長(66)が6月の任期で退任することも発表した。
じもとHDが公的資金を受け入れ、じもとHDが同額をきらやか銀に出資する方法を検討している。資金額や受け入れ時期は今後検討する。
粟野氏は、12年のじもとHD設立に伴い社長に就任。21年3月期連結決算で、じもとHDが初の赤字に転落した責任を取り、社長などを辞任し、きらやか銀で代表権のない会長に就任していた。