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2022.05.12 13:49

現所有者、起点の盛り土知らない 熱海土石流、旧所有者も責任否定

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 熱海市議会の百条委員会に臨む委員ら=12日午前、静岡県熱海市

 静岡県熱海市の大規模土石流で同市議会は12日、地方自治法に基づき設置された調査特別委員会(百条委員会)を開き、盛り土崩落の起点となった土地の現旧所有者らを証人喚問した。現所有者の男性(85)は「盛り土のことは知らず、(土砂崩落を防ぐ)防災工事の必要性についても認識していない。私どもがやったことは一つ、敷地に木を植えただけだ」と主張した。


 旧所有者である不動産管理会社(神奈川県小田原市)元幹部の男性(72)は、盛り土造成の届け出に不備があった点を問われ「適正かどうかを判断するのが行政の仕事。検証せずに受理したとしたら、行政の問題だ」と自身の責任を否定した。

(c)KYODONEWS

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