2022.05.12 10:44
発生20日目、12人の捜索続く 運航会社の無線運用調査へ
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)などは12日、行方不明となっている乗客乗員12人の捜索を船舶7隻で続けた。天候が回復すれば、空からも捜索する。事故は発生から20日目。この2週間、不明者の発見はなく、作業は難航している。
緊急時を除き、業務で使用が禁じられているアマチュア無線を日常的に使っていた可能性があるとして、総務省北海道総合通信局は12日午後、カズワンの運航会社「知床遊覧船」の関係者に無線の運用に関する聞き取り調査をする。
現場海域では無人潜水機を使った水中調査を12日も実施。