2022.05.11 22:18
エミュー、鳥インフル疑い 岩手・一関のサファリ
岩手県は11日、大型の鳥エミューを飼育している一関市の施設で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例を確認したと発表した。今後遺伝子検査をし、陽性が判明すれば殺処分する。施設ではエミューのほか、ダチョウなども飼育。運営する「岩手サファリパーク」は14日から臨時休園する方針だ。
県によると10日午後、家畜保健衛生所に岩手サファリパークからエミュー3羽が死んでいると連絡があった。同所が11日、簡易検査をし、2羽の陽性が判明した。
同園は原則として休日と祝日のみ営業。岩手県は12日に対策本部会議を開く。陽性の場合、エミュー2羽とダチョウ8羽は殺処分する。