空母遼寧で６日連続発着艦　防衛省確認、石垣島の南で

2022.05.09 23:57

空母遼寧で６日連続発着艦　防衛省確認、石垣島の南で

高知新聞社

　沖縄・石垣島南方の太平洋で、中国海軍の空母から飛び立つ艦載戦闘機＝８日（防衛省統合幕僚監部提供）

　防衛省統合幕僚監部は９日、沖縄南方の太平洋に滞在している中国海軍の空母「遼寧」で８日も艦載の戦闘機とヘリコプターの発着艦があったのを確認したと発表した。発着艦は３日から６日連続となった。この日は石垣島の南約１６０キロ付近で、午前９時ごろから午後８時ごろまで続いた。同省は警戒を続け、長期間にわたる行動の狙いを分析している。

　防衛省によると、遼寧は２日、沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海から太平洋に南下。８日はミサイル駆逐艦２隻と高速戦闘支援艦１隻と計４隻で航行した。

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