2022.05.09 22:54
NY株、一時500ドル超安 米景気後退を懸念
ニューヨーク証券取引所のディーラーたち=9日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落して始まり、前週末の終値と比べた下げ幅が一時500ドルを超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気後退を招きかねないとの懸念が根強く、投資リスク回避の売りが先行した。
午前10時現在、前週末比352・67ドル安の3万2546・70ドルを付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、194・73ポイント安の1万1949・93。
新型コロナウイルスの再流行によって中国の景気減速が鮮明になっていることも、投資家心理の重荷となった。