2022.05.07 00:31
市民ら殺害続けるなら交渉不可 ゼレンスキー大統領
【ロンドン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ロンドンの王立国際問題研究所(チャタムハウス)のイベントにオンラインで出演し、ロシア軍がウクライナ市民らの殺害を続けるなら、停戦に向けた「外交交渉は不可能」だと強調した。
停戦に向けた条件として、ウクライナを侵攻前の2月23日の状態に戻すことを挙げ、ロシア側に軍の撤退を要求。外交的解決への道は「まだ完全に破壊されたわけではない」と述べ、ロシア側に歩み寄りを求めた。
その上で、国外へ退避した市民らがウクライナに戻り、国の経済を復活させることが「私にとっての勝利」だと訴えた。