2022.05.06 16:37
ロシア系ハッカー集団が復活か 米企業など1500社被害
ロシア系ハッカー集団「REvil(レビル)」のものとされるサイト(トレンドマイクロ提供、画像の一部を加工しています)
今年1月に米政府の要請を受けてロシア政府が摘発した、ロシア系のハッカー集団「REvil(レビル)」が、活動を再開した可能性が高いことが6日、セキュリティー企業のトレンドマイクロの調べで分かった。米企業などを標的に悪質なサイバー攻撃を仕掛け、過去最大級の約1500社に被害を与えたとされる。復活により攻撃の脅威が高まるとして、警戒を呼びかけている。
レビルは身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」を使う代表的なハッカー集団だ。企業などから盗んだ機密情報を暗号化して使えないようにし、解除と引き換えに資金を要求する。