2022.05.03 19:23
ロ軍、ハリコフから40キロ後退 ドネツクで攻撃、9人死亡
ウクライナ・オデッサでミサイル攻撃を受けた建物の消火活動の様子として、2日に公表された画像(同国非常事態庁提供、ロイター=共同)
【キーウ、ワシントン共同】米国防総省高官は2日、記者団に対し、ウクライナ軍が第2の都市、東部ハリコフの約40キロ東方にロシア軍を後退させたとの分析を明らかにした。東部ドネツク州の知事は3日、州内の3カ所がロシア側の攻撃を受け、市民少なくとも9人が死亡したと明らかにした。またゼレンスキー大統領によると、南部オデッサで2日、ミサイル攻撃で寮が破壊され、14歳の少年が死亡した。
ハリコフでのロシア軍の後退について、米国防総省高官はウクライナ軍の「激しい抵抗」の結果だと強調。ロシア軍はハリコフを掌握したいはずだが、それを困難にしていると指摘した。