2022.05.03 07:59
米、ロ軍制服組トップ訪問を確認 東部、ハリコフで軍後退
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長
【ワシントン共同】米国防総省高官は2日、記者団に対し、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が先週、ウクライナ東部ドンバス地域を数日間訪れたことを確認した。既にロシアへ戻ったという。目的については、現地の戦況把握の可能性があるが、正確には分からないと述べた。
高官は、ウクライナ第2の都市、東部ハリコフでウクライナ軍がロシア軍を約40キロ東方に後退させたとの分析も明らかにした。ウクライナ軍の「激しい抵抗」の結果だと強調。ロシア軍はハリコフを掌握したいはずだが、ウクライナ軍がそれを困難にしていると指摘した。