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2022.04.30 18:18

家族の疲労濃く、供花に傷みも 「早く発見を」海に祈り

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 北海道・知床沖の観光船沈没事故から1週間。斜里町ウトロの港で海に向かい祈る親子。知人の母子が行方不明といい、「寒い海から早く見つかってほしい」と静かに祈りをささげた=30日午後

 家族の疲労は濃く、手向けられた花の一部は傷み始めた。北海道・知床沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故は30日で発生から1週間。なお行方が分からない12人の捜索が続いている。


 斜里町の馬場隆町長は30日、事故当日に駆けつけ、発見を待ち続けている家族がいると明らかにした。「早く見つけてほしい。どうしてこのような事故を起こしたのか、確認したいという思いを感じる」と表情をゆがめた。


 カズワンが出発した斜里町ウトロの港では、静かに祈る人の姿も。帯広市から子ども連れで訪れた女性は知人の母子が行方不明のまま。「寒い海から早く見つかってほしい」と願った。

(c)KYODONEWS

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