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2022.04.30 08:40

ガラス玉の中に水中世界、足摺海洋館「SATOUMI」で企画展 高知・土佐清水市

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ガラス玉の海を泳ぐアオウミガメ。背の甲羅もリアルに再現している(土佐清水市の県立足摺海洋館「SATOUMI」)

ガラス玉の海を泳ぐアオウミガメ。背の甲羅もリアルに再現している(土佐清水市の県立足摺海洋館「SATOUMI」)

 海の生き物などを表現したガラス細工の企画展が、土佐清水市三崎の県立足摺海洋館「SATOUMI」で開かれている。クラゲやウミウシなどを精巧に再現し、小さなガラスの中に閉じ込めた17点が並んでいる。5月8日まで。

 ウミヘビの生態研究者で、ガラス作家の増永元さん=沖縄県宜野湾市=の作品。ガスバーナーでガラスを溶かす「バーナーワーク」という技法を使い、海や森の生き物をモチーフにとんぼ玉などを制作している。

 展示された作品は3センチほどの大きさ。そこに海原を優雅に泳ぐアオウミガメやサンゴ礁に潜む色鮮やかなウミウシなど、美しい水中世界が広がっている。クラゲは細い触手まで再現するなど、生命感のある作品が並んでいる。

 同館の担当者は「生き物とアートの意外なコラボを楽しんでほしい」とPRしている。(小笠原舞香)

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