2022.04.28 19:40
「育休」の愛称を募集、東京都 「仕事休む」イメージ一新へ
東京都は28日、育児休業の取得促進のため、愛称の募集を始めた。「仕事を休む」といった後ろめたいイメージを一新させるのが狙い。小池百合子知事は定例記者会見で「社会の宝物である子どもを育む期間とポジティブに考えられないか、マインドチェンジが必要だ」と述べた。
2020年度の国の調査では、全国の育休取得率は男性で12・65%にとどまる。女性は81・6%だが、都の担当者は「退職せざるを得なかった人は含まれていない」と指摘。理解を得づらい職場環境や、キャリア形成への不安から、取得をためらう人が多いのが課題という。
愛称は、専用サイトで5月30日まで受け付ける。