2022.04.27 13:24
小5自死、「死ね」発言はいじめ 大阪市の第三者委、報告で認定
自死した女子児童が残したいじめ被害をうかがわせるメモのコピー
2019年9月にいじめ被害をうかがわせるメモを残して自死した大阪市立小5年の女児=当時(11)=について、市が設置した第三者委員会は27日、同級生らの「死ね」という発言などいじめに該当する言動が複数あったとの報告書をまとめ、市に提出した。自死に至る過程では、いじめの影響を認めつつも「集団生活の負担」や学校の対応不足による孤立化がより影響した可能性があるとした。
女児は自宅マンションの高層階から飛び降りて死亡。残された手書きのメモには「学校で死ねって言われた」といった記述があった。学校側は、母親に対し「いじめがあったと確認する根拠がない」と説明していた。