2022.04.26 20:01
国立競技場都有地の無償貸与終了 JSCに賃貸、4月以降年8億円
東京都が、東京五輪・パラリンピック開催に伴い日本スポーツ振興センター(JSC)に無償貸与していた国立競技場敷地内の都有地について、3月末での契約期間終了を受け、4月以降は有償で貸し付ける契約を結んでいたことが26日、都への取材で分かった。対象の土地は約2万3千平方メートルで、2022年度当初予算によると賃貸料は年間約8億2千万円。
大会の1年延期で、無償貸与期間は16年1月から約6年に及び、一部都議から財政負担を懸念する声が上がっていた。都の担当者は「大会の円滑な準備や運営に資するため無償貸し付けを行っていたが、4月以降は有償としている」とした。