2022.04.25 22:11
ロシア軍、鉄道施設5カ所攻撃 輸送妨害か、米長官訪問後
ミサイル攻撃を受け炎上する駅周辺で活動する救急隊員=25日、ウクライナ・クラスネ(Maksym Kozytskyy提供、ロイター=共同)
【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシア軍は25日朝、ウクライナ西部リビウ州や中部の鉄道施設計5カ所をミサイルなどで攻撃した。ウクライナメディアは、死傷者が出ており、欧州からの軍備品輸送の妨害が狙いと伝えた。米メディアによると、攻撃の数時間前に米国の国務、国防両長官が鉄道を使って首都キーウ(キエフ)を訪問していた。ロシア軍が制圧を宣言した南東部マリウポリの製鉄所を巡る攻防は消耗戦の様相を見せた。
ニューヨーク・タイムズ紙によると鉄道施設への攻撃は25日朝、1時間以内に相次いで起きた。