2022.04.25 15:54
携帯販売業者、1割が違反疑い 総務省調査、高額値引き
総務省は25日、NTTドコモなど携帯電話事業者4社の販売実態を調べた覆面調査の結果を公表した。法律で2万円と定められた値引き額の上限を超えたり、回線を契約しない客に端末の販売を拒否したりするなど、違反か、違反が疑われる事例が計52件あった。調査全体の9・8%に上る。
調査は昨年9月以降、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの販売代理店を対象に実施。総務省が25日の有識者会議で結果を示した。
調査した531件のうち違反が40件、違反が疑われる事例が12件あった。事業者別の違反と違反疑いの合計はソフトバンクの20件が最多だった。