2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.04.25 12:27

特定少年の弁護士、匿名報道要望 「家族が住めなくなる」

SHARE

 強盗致死容疑で検察官送致された19歳「特定少年」について記者会見する、小西智子弁護士(左)と玉野まりこ弁護士=25日午前、大阪市

 今年3月、大阪府寝屋川市で専門学校生が刃物で刺され死亡した事件で、強盗致死容疑で検察官送致(逆送)された男(19)の弁護士が25日、男が起訴された際の実名報道を控えるよう求めて大阪市内で記者会見した。


 玉野まりこ弁護士は「事件を持ちかけたのは別の人物で、最も従属的な立場だった」と説明。「結果は重大だが、小さな地域の出身で、実名報道されれば家族が住めなくなる」と訴えた。


 4月1日施行の改正少年法は18、19歳を「特定少年」と規定し、起訴後の実名報道が可能になった。一方、検察は氏名公表基準を「犯罪が重大で、地域社会に与える影響も深刻な事案」としている。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月