2022.04.24 21:07
北京市で封鎖懸念し買いだめに列 防疫強化で、23日は22人感染
買い物客らで混雑するスーパーのレジ=24日、北京市朝陽区(共同)
【北京共同】北京市は24日、新型コロナの感染拡大を警戒し、PCR検査などの防疫態勢を強化すると発表した。都市封鎖(ロックダウン)への懸念が広まり、市内の一部スーパーなどは食料や日用品などを買い込む市民でごった返した。
23日に市内で新たに確認された感染者(空港検疫などを除く)は22人だった。
市当局者は、流行しているウイルスは感染力が強く、厳しい防疫措置が必要だと強調。新規感染者が多い朝陽区では25日から全域でPCR検査を頻繁に実施するとし、通勤者には出勤前の検査を受けるよう求めた。
朝陽区内のスーパーで買い物客の行列ができ、商品がなくなる棚もあった。