2022.04.23 09:34
バルト3国、ロシア産ガス停止 将来も購入せず
【ベルリン共同】バルト3国のラトビアのカリンシュ首相は22日、バルト3国が現在、ロシア産ガスを購入しておらず、将来も購入する考えはないと明らかにした。エストニア、リトアニア両国首相との会談後の記者会見で語った。ロイター通信が報じた。ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援の一環としている。
カリンシュ氏は会見でバルト3国が今後「ガスの供給確保で協力し、ラトビアの地下ガス貯蔵施設を使う」と述べた。エストニアのカラス首相も、ウクライナへの重火器供与とロシア産ガス、原油に対する制裁は「プーチン(大統領)の戦争を停止させるのに不可欠だ」とコメントした。