2024年 05月11日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.04.23 06:36

藤原定家の自筆書の一部発見 源氏物語を注釈、国宝の欠損部

SHARE

 発見された「定家筆源氏物語奥入」の一部

 平安末期から鎌倉期にかけ活躍した歌人、藤原定家(1162~1241年)による源氏物語の注釈書「定家筆源氏物語奥入」(国宝)の欠損部分の一部が23日までに、東京都内で見つかった。入手した中央大名誉教授(古典文学)の池田和臣さんが、書体の特徴などから本物と確認した。


 「奥入」は、定家が所持していた源氏物語(全54帖)の各巻末に記した注釈の部分だけを切り取って集め、1冊にまとめたもの。国宝の奥入には10ページ以上の欠損があるとみられている。


 今回見つかったのは24帖「胡蝶」に注釈を付けた1ページで、縦16・7センチ、横14・9センチ。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月