2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.04.21 05:44

現役最古の畳、設置の日付判明 390年前、京都の大徳寺

SHARE

 赤外線カメラで撮影した大徳寺の畳。裏に「寛永十三年結夏日」との墨書がある(京都府教育庁文化財保護課提供)

 大徳寺(京都市北区)に現役最古とみられる約390年前の畳がある。畳に「寛永十三年」との墨書があることは知られていたが、昨年秋に日付が新たに判読され、設置時期の絞り込みにつながった。建物の修復を担う京都府の担当者は「当時の技術を現代に伝える畳。日付が特定できたことは興味深い」と話している。


 寺によると、判読された日付は「寛永十三年結夏日」。僧侶が夏、屋内にこもって行う修行「夏安居」の初日を意味し、江戸時代の1636年4月15日に当たる。府によると、寛永十三年の墨書は知られていたが、日付までは分からなかった。寺は、畳が設置された日付の可能性が高いと説明する。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月