2022.04.20 17:13
平和賞のラモス・ホルタ氏が勝利 東ティモール大統領選
19日、東ティモールの首都ディリで投票後、勝利への自信を見せるラモス・ホルタ元大統領(共同)
【ディリ共同】19日投開票された東ティモール大統領選の決選投票で、選管当局は20日に暫定開票結果を発表し、ノーベル平和賞受賞者で野党東ティモール再建国民会議(CNRT)が支持するラモス・ホルタ元大統領(72)が62・09%、現職ルオロ大統領(67)が37・91%をそれぞれ得票、ホルタ氏が大差で勝利した。
ポルトガルのLUSA通信によると、ルオロ氏は20日、「国民の決定であり、ホルタ氏勝利ならその結果を尊重する」と述べ、事実上敗北を認めた。
東ティモールは5月、隣国インドネシアからの独立20年を迎える。
ホルタ氏は1996年にノーベル平和賞を受賞した。