2022.04.20 09:23
大統領選決選投票、ホルタ氏優勢 東ティモール
19日、東ティモールの首都ディリで、投票後に報道陣と話すラモス・ホルタ元大統領(ロイター=共同)
【ディリ共同】東ティモールで19日実施された大統領選の決選投票で、選管当局の20日午前の中間集計によると、ノーベル平和賞受賞者で野党東ティモール再建国民会議(CNRT)の支持を受けるラモス・ホルタ元大統領(72)が得票率約59%、対立候補の現職ルオロ大統領(67)が同約41%で、ホルタ氏の優勢が続いた。
ホルタ氏は東部の一部を除く大半の地域や在外投票分でルオロ氏を上回り、大票田の首都ディリでは40ポイント以上の差をつけている。ホルタ氏はCNRTのほか、少なくとも4政党が支持。浮動層にも浸透したとみられる。