2022.04.19 22:46
米3月住宅着工0・3%増 15年9カ月ぶり高水準
【ワシントン共同】米商務省が19日発表した3月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月より0・3%増の179万3千戸となり、2006年6月以来、15年9カ月ぶりの高水準となった。増加は2カ月連続。前年同月比は3・9%伸びた。
集合住宅の増加が全体を押し上げた。一方で主力の一戸建て住宅は1・7%減り、米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が事実上のゼロ金利政策を今年3月に解除し、利上げを進める方針を示してきたのを背景に住宅ローン金利が上昇し、消費者心理を悪化させたとみられる。