2022.04.19 16:44
台湾TSMC工場、21日に着工 24年末出荷、熊本進出で協定
立地協定を結び、記念撮影に応じる「JASM」の堀田祐一社長(中央)ら=19日午後、熊本市
半導体メーカー世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県進出のために設立した子会社「JASM」の堀田祐一社長は19日、熊本市内で事業概要を説明し、21日に菊陽町で工場建設に着手すると明らかにした。2024年12月の出荷開始を目指す。
JASMは19日、菊陽町と立地協定を結んだ。工場は町内の工業団地に建設する。約1700人の雇用を計画し、約320人はTSMCから出向。既に技術者が台湾から来日している。
ソニーグループからも約200人が出向し、残りの約1200人を新規採用や派遣で確保する。技術系新卒の募集を始めたことも明らかにした。