2022.04.18 18:06
失業相談や受診控えも、民医連 コロナ困窮事例を分析
全日本民主医療機関連合会(民医連)は18日、加盟病院などで2020年10月~21年12月に対応した患者らの中で、新型コロナウイルスの影響による経済的困窮とみられる346事例の分析結果を公表した。失業の相談をしたり、収入減で受診を控えたりする人が目立った。担当者は「不安定な生活が長引き、健康や命が脅かされる層が広がっている」と指摘した。
20年9月までの事例をまとめた前回調査と比べると、病気にかかったり症状が悪化したりした人や、住む場所を失った人の割合が増加していた。