2022.04.18 12:52
元オムロン会長の立石信雄氏死去 同族経営からの脱却目指す
立石信雄氏
元オムロン会長の立石信雄(たていし・のぶお)氏が12日午後1時35分、腎不全のため東京都内の病院で死去した。85歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男裕久(ひろひさ)氏。お別れの会などは現時点で予定していない。
創業者の故立石一真氏の次男。1959年同志社大卒。同年、立石電機販売に入社し同社を吸収合併した立石電機(現オムロン)の副社長、副会長を経て95年から会長を務めた。2003年に相談役となった。
企業統治に明るく、オムロンのトップ人事を「人事諮問委員会」で決める方針を打ち出すなど同族経営からの脱却を目指した。