2022.04.17 19:40
中国10月打ち上げで完成へ 独自の宇宙ステーション
北京の天安門広場で掲揚される中国国旗
【北京共同】中国の宇宙開発当局は17日の記者会見で、独自に建設中の宇宙ステーションに関し、7月と10月に実験施設「問天」と「夢天」をそれぞれ打ち上げ、中核部分と連結させると明らかにした。連結によりステーションが完成する。
16日には飛行士3人が半年のステーション滞在を終え地球に帰還した。17日に会見した当局者によると、5月には無人貨物船も打ち上げる。6月に有人宇宙船「神舟14号」で新たに飛行士3人を再び送り込み、半年の滞在予定。当局者は、新型コロナウイルスの流行は計画に「影響しない」と強調した。