2022.04.16 16:09
現職マクロン氏優勢も極右と接戦 決選まで1週間、口撃激化
フランス大統領選の決選投票に進んだマクロン大統領(中央)=14日、フランス・ルアーブル(ロイター=共同)
【パリ共同】24日のフランス大統領選決選投票まで1週間。再選を狙う中道のマクロン大統領と極右政党、国民連合(RN)のルペン氏の再対決は、選挙運動に本腰を入れた現職が優勢だが、接戦が続く。両候補が「口撃」を強める中、いずれも支持しない有権者層には嫌気も広がり、関心の高まりが見られない。
15日発表の複数の世論調査によると、支持率はマクロン氏53・5~56%、ルペン氏44~46・5%。第1回投票の10日以降少しずつマクロン氏の優位が増しているが、前回2017年の決選投票結果(約66%、約34%)に比べ、差は小さい。