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2022.04.16 10:11

亡き人思い、未明に祈り 熊本地震、2度目の激震から6年

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 大和晃さんが犠牲になった阿蘇大橋の崩落現場付近で、母忍さん(中央左)を支える兄翔吾さん(同右)。左端は取材に応じる父卓也さん=16日未明、熊本県南阿蘇村

 熊本、大分両県で計276人が犠牲になった熊本地震は16日、2度目の激震「本震」の発生から6年となった。「頑張って生活してるから安心して」。未明の発生時刻に現場を訪れた遺族らは、地震後に歩んできた日々と、亡き人に思いをはせた。


 冷たい風が吹く熊本県南阿蘇村。阿蘇大橋崩落で犠牲になった大学生大和晃さん=当時(22)=の両親らは発生時刻の午前1時25分に合わせて現地を訪れた。橋のたもとに花やコーヒーを供え暗闇を見つめた。


 南阿蘇村黒川地区では、東海大農学部の学生3人がアパートの倒壊で亡くなった。卒業生橋村さくらさん(27)と在学生らは跡地で静かに手を合わせた。

(c)KYODONEWS

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